WordPressのテーマには様々な種類があり、どれを選んだらいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
もし、今後自分でテーマをカスタマイズしたいと考えているのであれば、機能やデザインがシンプルなテーマを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、シンプルなテーマのほうが後から追加していくだけなので簡単ですし、動作も比較的軽いからです。
シンプルでもおしゃれなテーマは沢山あります。ここでは無料のテーマから有料のテーマまで紹介するので、テーマ選びの参考にしてください。
シンプルなデザインがおすすめのWordPress無料テーマ
まず最初に無料で利用できるシンプルなWordPressテーマを紹介します。
- Cocoon
- Luxeritas
- Lightning
- write
- Xeory
ここで紹介するのは以上の5つ。無料とはいえ機能面でも侮れないテーマばかりですよ!
【Cocoon】シンプルで無料とは思えない高機能テーマ

Cocoonは無料とは思えないほど高機能なテーマで、デザインもシンプルでSEO対策や高速化などもしっかり対応されているWordPressテーマです。
収益化に関する機能も豊富で、これからブログやアフィリエイトを始める方にはおすすめの無料テーマと言えるでしょう。
また、Cocoonはボタン1つで簡単に見た目を変えることができるスキンが数十種類も用意されていて、いつでもデザインを変更できます。
独自の設定メニューから細かいレイアウトなども変更できますし、より深いカスタマイズがしたくなっても利用者が多いので、ネットを検索するだけでも方法が簡単にみつかるはずです。
Cocoonは総合的に見てバランスが良く、シンプルな無料テーマを探しているならピッタリのWordPressテーマでしょう。
【Luxeritas】多機能でも表示速度が速い無料テーマ

LuxeritasはCocoonと比較されることも多い無料テーマで、高機能でシンプルなデザインという部分もよく似ていますが、よりページの表示速度にこだわって制作されています。
Luxeritasはデザインもカスタマイザーを利用して視覚的に変更できるので、慣れれば初心者の方でも簡単にデザイン変更できるはずです。
また、Luxeritasはブロックエディターにも対応していて、有料テーマほどではないですが、オリジナルブロックも多く用意されています。
しかし、Luxeritasはフッター部分にクレジット表記があり、残念ながら有料のプラグインを購入しないと消すことができません。
利用者もCocoonと比較すれば少なく、フォーラムもないので、細かいカスタマイズ情報が見つかりにくいのもデメリットです。
【Lightning】拡張性が高く企業サイトにおすすめのテーマ

Lightningは必要最低限の機能とデザインで構成されたシンプルなテーマですが、機能を拡張するためのプラグインが多く用意されているテーマです。
Lightningは基本的にブログ向けのデザインですが、追加のプラグインをインストールすればビジネスサイト向けの機能が追加できるので、1つのテーマでどちらにも利用できます。
他にはブロックエディターに対応するプラグインも用意されているので、インストールすれば視覚的にリッチな記事作成も簡単にできるようになるはずです。
Lightningはプラグインによる機能の拡張性は高いと言えますが、求める機能が増えてくるにつれてプラグインの数も必然的に増えることになります。
プラグインの数が増えると、サイトの表示速度が遅くなる傾向にあるので注意してください。
また、Lightningもコピーライト表示を消すには有料プラグインを購入するか、PHPやCSSファイルを編集する必要があります。
【Write】とにかくシンプルなミニマルテーマ

Writeは名前の通り書くことに集中するために、余計な機能やデザインを削ぎ落したミニマルなWordPressテーマです。
文章を中心にサイトを作成したい方や、できるだけ簡単な操作で余計な設定をしたくない方にはピッタリのテーマといえます。
一応テーマカスタマイザーに対応していますが、無料版ではできることは限られているので、もうちょっとカスタマイズしたいと感じたら有料版に切り替えるのもありかもしれません。
また、コードもシンプルで簡潔に書かれているので、コードを編集してカスタマイズしやすい設計になっています。
【Xeory】シンプルなデザインのコンテンツマーケティング向けテーマ

xeoryはコンテンツマーケティングで有名な「バズ部」のノウハウを元に作られた無料のWordPressテーマです。
xeoryには2種類のテーマが用意されていて、企業サイト向けの「Xeory Extension」、ブログ向けの「Xeory Base」という2つがあります。
特に「Xeory Base」はデザインや機能が最低限で超シンプル。まさにこれからカスタマイズする「ベース」となるテーマですが、ある程度の知識がないとカスタマイズは難しいでしょう。
また、機能をプラグインに頼りがちになるとサイトの速度が遅くなる可能性もあるので、これからCSSやHTMLを学びたい方なら別ですが、そうでなければ基本的に他のテーマをおすすめします。
シンプルなデザインがおすすめのWordPress有料テーマ
続いて、シンプルだけど洗練されたおしゃれなデザインが特徴の有料テーマを御紹介します。
ここで紹介するテーマは以下の5つ。
- SWELL
- SANGO
- JIN
- STORK19
- Snow Monkey
有料テーマともなれば基本的に高機能なので、無料のテーマよりもできることは多いです。
デザインの変更も簡単にできたり、特に使いやすさの面で大きく差が出るので、それぞれのテーマの特徴を御紹介します。
【SWELL】シンプルで高機能!ブロックエディター完全対応で圧倒的に使いやすいテーマ!

SWELLはシンプルで洗練されたデザインのおしゃれなテーマで、ブロックエディター(Gutenberg)に完全対応しているのが特徴の1つ。
SWELLのブロックエディターは圧倒的に使いやすいと評判で、初心者の方でも思い通りの記事がサクサクかけます。
その他の機能面でも充実していて、広告の設置や管理が簡単にできたり、サイトの高速化も標準機能として備わっているため、プラグインの数も最低限で済むはずです。
また、デザインの変更はカスタマイザーで実際の表示を確認しながら細かく変更できるので、イメージ通りのサイトが簡単に作れます。
SWELLは自分でコードを編集してカスタマイズしたい方には不向きかもしれませんが、WordPress初心者~中級者の方には今もっともおすすめするテーマです。
【STORK19】シンプルで綺麗なデザインが人気!ブログ運営におすすめのテーマ!

STORK19はシンプルで綺麗なデザインが人気のテーマで、人気ブロガー監修したテーマということもあり、ブログ運営におすすめのテーマです。
ブログを書くための機能は一通り揃っていて、ブロックエディター対応なので記事も書きやすく、デザインもカスタマイザーから簡単に変更できます。
ただ、STORK19は広告管理などの収益化に関する機能は多くないので、アフィリエイトで収益化をしたい方には物足りなさを感じてしまう場面もあるかもしれません。
また、STORK19は有料テーマとしては比較的安いですが、1サイトにしか利用できないので、複数サイトを運営することが多い方には不向きなテーマと言えるでしょう。
【SANGO】シンプルで柔らかいデザイン!完全対応したブロックエディターも魅力!

SANGOはシンプルで柔らかいデザインが特徴のテーマで、「SANGO Gutenberg」という無料のプラグインをインストールすることで完全対応したブロックエディターを利用できます。
オリジナルのブロック数を比較すればSWELLより多く、記事を書く上でいろいろなことが簡単にできるでしょう。
SANGOは標準で備わっている機能自体が多いわけではなく、デザインの変更にもプログラミングの知識が少し必要になります。
今はコードの入力をしなくてもデザイン変更できるテーマが増えているので、それらと比較すればやや難易度は上がってしまうでしょう。
ただ、SANGOは有料テーマとしては価格が11,000円(税込)と比較的安く、さらにConoHaのWINGパックを利用すれば9,900円(税込)になります。
SANGOは自分が所有するサイトであれば複数サイトに使用できるため、コスパの良いテーマと言えるかもしれません。
【JIN】ブログやアフィリエイトに!シンプルで落ち着きのあるデザインが人気のテーマ!

JINはシンプルで落ち着いたデザインが人気のテーマで、製作者がアフィリエイターということもあり、アフィリエイトに特化したテーマです。
記事の装飾や収益化に関する機能も豊富で、これからブログやアフィリエイトを始める方にも使いやすいテーマでしょう。
また、JINはテンプレートの種類も豊富で、誰でもすぐにおしゃれなデザインのサイトが作れます。
テンプレートを使用しなくてもボタンのクリック操作だけでデザインの変更ができるため、WordPress初心者でも安心してカスタマイズが可能です。
JINはブロックエディターに対応してはいますが、記事装飾の全てが対応できているわけではないので、記事は旧エディターのほうが書きやすいと思います。
ちなみに、JINもConoHaのWINGパックを契約している方は少し安く買えるので、これから始める方はセットで利用する方がお得です。
【Snow Monkey】拡張性が高くブログから企業サイトまで使える万能テーマ!

Snow Monkeyはシンプルで洗練されたデザインと拡張性の高さが人気のテーマで、カスタマイザーとブロックエディターを使用してだれでも簡単にサイトを構築できます。
Snow Monkeyはブログにも利用できますが、どちらかといえば企業のホームページやビジネスページ向きのテーマです。
ショッピング機能を追加するWooCommerceにも対応しているので、幅広いジャンルで活用できるでしょう。
ただし、Snow Monkeyはサブスクリプションタイプの有料テーマなので、年間16,500円(税込)の料金がかかります。
解約はいつでもできますが、買い切り型の有料テーマと比較すればコスパは悪くなってしまうので注意してください。
まとめ
シンプルなデザインが特徴のテーマはいろいろありますが、無料のテーマなら以下のテーマがおすすめです。
- Cocoon
- Luxeritas
- Lightning
- write
- Xeory
また、シンプルで洗練されたおしゃれなデザインを求めるなら有料テーマがおすすめで、特に人気があるのは以下のテーマです。
- SWELL
- SANGO
- JIN
- STORK19
- Snow Monkey
テーマ選びはかなり迷うと思いますが、今はどのテーマも基本的なSEO対策や表示速度の高速化はされているので、デザインや使いやすさで選んでいいと思います。
ただ、やはり有料テーマのほうがデザインもおしゃれなものが多いですし、初めから備わっている機能も多いので、本気でブログやサイトの運営をするなら有料テーマを選びましょう。
ちなみに、今回紹介したテーマ以外にもおすすめの有料テーマはあります。興味があれば下記の記事も参考にしてください。
